本屋
待ち合わせの為に時間つぶし。好きな著者の新刊(ハードカバー)がたくさんで苦しい。早く文庫になってくれ。
で、ふらりとしてると、2冊の本が目に付いた
- 作者: 須田慎一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 新書
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- 作者: 安倍晋三
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/07/21
- メディア: 新書
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でぱらぱら見た。
「下流喰い」のほうで「格差社会」についての問題を細かく書かれてるのを読んだ後で「美しい国へ」を読むと、これからの日本、大丈夫か?って気分になる(「格差社会って言ってますけど、実際のところそんなにないでしょ」的意見。競争社会マンセー、弱肉強食が普通、みたいな感じ。で、最後に微妙な逃げ道を用意してる。曰く「でも再起できないとか、勝者にさらなる利権が与えられるのはいけない」みたいな。)
「美しい国へ」中途半端杉。少子化、教育についても書かれてるけどどれもこれも中途半端。愛国心が少ない、っていうことに少し疑問。日本人は愛国心を表に出すことを恥ずかしいと思ってるけど、愛国心自体は強い民族なんじゃないかな。どうすれば恥ずかしく思わなくなるか、どうすればどうどうと日本マンセーって言えるようになるか、っていうとそれこそ政治化が恥ずかしくない政治をして世界に対しても模範的な活動をすることが近道なんじゃないかなあ。スポーツとかで盛り上げるのは援護射撃であってそんなもんでだまされるのは子どもだけでしょ(いや、子どものほうが騙されないかな、今の時代)。
どうなるんだろ、これから。自分が生きてる間はどうとでもなりそうだけど、まだ見ぬ我が子のことを考えると日本が変な方向に進んで欲しくないな。
『ブログ炎上:自分のブログを炎上させる7つのコツ』を読んだ後だってのにちょっと強気なこと書いてみちゃいました。