虚像の砦

虚像の砦 (講談社文庫)

虚像の砦 (講談社文庫)

面白かった。最初は微妙なタイトルだよなぁ、って思ったけど読み終わってこのタイトルがしっくりきてることに気づいた。

メディアものなのに偏りがないというか、あるところではメディアの重要性めいたことを書きつつも、所詮虚業というメッセージもあるような。

が、最後にかけての盛り上がりが薄いというか、途中の熱さが持続しないのがちょっと寂しかった。